2015.12.19357 views

どうすればユーザーの行動を促すウェブサイトにできるのか

こんにちは、ケンです。
ウェブデザインに関わるようになってから、様々なデザイン本を読み漁りました。その中でも特に為になったなあと思うものが、今回ご紹介する「インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針(著:Susan Weinschenk)」です。

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自信がない人ほど自分の考えを主張する

この本は、心理学をデザインに応用することを念頭に、数々の論文をわかりやすく解説したものです。私の場合は主にウェブデザインに心理学を取り入れる目的で購入。とても勉強になりますが、単に読み物としても面白いものです。
特に印象に残ったセクションは「自信がない人ほど自分の考えを主張する」というもの。
人は「認知的不協和(※)」を解消するときに2つの選択をするそうです。
1. 自分の信念を曲げる(考えや行動を変える)
2. いずれかの考えを否定する(考えや行動を変えない)
※認知的不協和:矛盾する2つの考えがあり、自分の中で処理しきれない時に感じる違和感、気持ち悪さのこと。わかりやすく解説しているwebページがあるのでご参考までに → http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/deai/012ninchi.html
ここでのポイントは、
①人が信じ込んでいる考えを変えさせようとして、多くの時間を費やしても無駄。
②人の信念を変えさせる上でいちばん効果的な方法は、ちょっとしたことをやってみるよう仕向けること。
③人の考えに対して、論理的でない、支持できない、よくない選択肢であるといったことを示す証拠を突きつけるのはかえって逆効果。相手の主張はますます強くなる。
ということでした。

劇的なウェブ体験によりユーザーの認識を変える

ウェブデザインで言えば②の部分で何か出来ないか、ということを考えさせられました。所謂「ユーザーエクスペリエンス」というやつですね。ちょっとおおげさに言うと「劇的なウェブ体験によりユーザーの認識を変える」といったことです。それによってユーザーのアクションに好ましい変化を促していきます(購入する、予約する、など)。
解説記事はこちら → http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1303/05/news014.html

どのように実現するか

さて、上記のことは頭では理解できました、と。ではどうやって実作業のレベルにこれを落とし込んでいくか、これが大切ですね。私自身のデザイナーとしての経験値を上げるとともに、優秀なデザイナーさんのお力を借りたり、コラボすることも念頭に入れていきたいです。
webデザイナーのみならず、アプリ開発者さん(エラーメッセージの出し方など参考になると思います)にも一読を薦めたい一冊です。

★インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針 [大型本] Susan Weinschenk (著), 武舎 広幸 (翻訳), 武舎 るみ (翻訳), 阿部 和也 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/4873115574/

written by:ケン